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私たちが病気になったらどうなるのか。カナダの病欠制度

最近、職場で病欠が多いので、この話題を選んでみました。

やはり、ナースも人間。40代を過ぎるとあちこちにガタが出てきますね。

がんの看護をしていて自分もがんになる、ということもあります。こればっかりは、どうしようもないです。

さて、どんな病気にしろ、私たちが病気になったら、DRの「どういう診断で、どういう治療が必要で、そのために、これだけの期間の休みが必要」という証明をもらうと、その期間有給で休みを取ることができ、また自分のポジションも維持できます。

現にがんになってしまい、治療中で長期にわたり休んでいる人もいます。

カナダのいいところは、自分のポジションを維持してくれること、そして、職場の人たちが心配はしても、こんな病気なんかして、もうやめてもらう!という雰囲気にはならないこと、です。
そういうところ、とてもいいなあ、と思います。
話題に上がるのは、
「大丈夫かなあ」
「早く帰ってきてほしいね」
ということばかりです。

そして、復帰の際には、progressive returnといって、少しづつ身体を慣らして、仕事に復帰できるように、というきまりがあります。
病気によっても違いますが、最初は4時間勤務を週二回から・・とか、だんだんと体を慣らしていきます。その期間のお給料も保証されています。

私は数年前ぎっくり腰になり、2週間休むことになりました。
2週間の間、お給料は70%くら払ってもらいました。
そして、2週間後は、最初は8時間勤務を3日間を2週間、それから、徐々にフルタイム復帰、という経過をたどりました。
そして、その間のお給料はやっぱり、フルタイムの時の70%をもらっていました。

また、自分が病気でなくて、親が病気で看病をしないといけないので、仕事を休みたい、というとき。
Leave of Absenceというのを取ることができます。
これは、無給ですが、自分のポジションを確保でき、いつでも職場に帰ることができます。

現に、同僚が、親の介護のためこれを取っています。

また、違う同僚は、家族と1か月旅に出るために、これを取りました。

以前に、バケーションの話を書きましたが、それ以外にも、いろいろと福利厚生がしっかりとしているカナダです。


日本もこうなるといいなーーー。


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カナダのナースのバケーション

日本の大学附属病院勤務時代の私のバケーション、日本ではどんなじきにとっても「夏休み」は働き始めたときは、まだまだ待遇が良くフルタイムで10日間でした。夜勤と組み合わせて12日間に最大とることができ、それを使って海外に行ったものでした(遠い目)

それが働き始めて数年後にはなんと1週間に。

今、ケベックのナースのフルタイム勤務のバケーションは4週間、有給です。
とらないと、怒られます。(いろいろな手続きが面倒なため)
まとめてとってもよし、ばらばらにとってもよし。
上半期と下半期の希望が出されて、働いている年数の長い順に優先的にどこでとるか、を選べます。
こういうところ、ものすごく、年功序列社会です。

で、20年以上働くと、1年ごとに1日とか有給のバケーションが増えていきます。

なかなかいいシステムですよね。

普通に働いている人たちのバケーションは2週間なので、ナースの待遇はいいほうかな。

また精神科や救急勤務の人たちは5週間あるそうです。

バケーションではありませんが、4連休を利用して友達とシャレーに行きました。


http://www.quebeclocationdechalets.com/chalet.aspx?IDChalet=3763


ここのシャレー、とても、広くてログハウス。サイトの写真通りの美しさで、犬もok。プールやテニスコート、プライベートビーチもありました。
モントランブランというモントリオールから近い避暑地にあり、スペリオル湖という湖の湖畔にあります。この湖、今のところオリエンタルナースが一番好きな湖、です。(自社比較:(^-^)v)








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カナダ人看護師が働きたい国その2

前回書いた、カナダ人看護師が働きたい国は、誰もが一度は住んでみたいメジャーな国でした。
ほかにも、カナダ人看護師が働きに行く場所があります。

へき地編。

まず、一昔前は、サウジアラビアがメジャーでした。
これは、お金を稼ぎに出稼ぎに行く、という感じです。
今はもうリタイアした65歳以上のナースたち、彼女たちの一部はサウジアラビアに数年行ってお金を稼いでいました。
話に聞くと、彼女たちが働きに行った病院は、英語が通じる環境で、外部とは遮断された住宅が用意されていて、
お給料はとてもよく、そして、住居などは全部提供された、そうです。
「それで、全部家のローン返したわよ。」
とか、
「それで、全部借金クリア」という話を今の65歳以上のナースが定年前に話しているのをよく耳にしました。

今は、お金を稼ぐには、北の原住民が住む地区に行くのが一番手っ取り早い方法。

でも、そこに行くには、「お金」という目的だけでは続かないようです。
本当に、そこに行って、何かをしたい、という気持ちがないと、とても続かない、と、北のほうにいく同僚は言っています。
ドクターたちもそうです。
志をもっていかないと、つぶれてしまうそうです。

というのも、北のほうの原住民が住む地区は、薬物問題、レイプ問題、アルコール問題、暴力問題、虐待問題、と、問題に満ち溢れています。いつか、このことについても詳しく書きたいのですが、そういう場所にいって、そして、何もない、近くのコンビニですらとても遠く、そして、娯楽は特にない場所に、数か月、行く、となると、相当の覚悟が要ります。

私の友達は、ヘリコプターで搬送するナースの仕事をしていますが、時に、本当にどうしていいかわからないケースが来ることもあったり、また暇な時間を持て余し、ケーキでも焼こうとおもいたち、近くのコンビニで材料をそろえたら、なんと、普通のケーキを焼くのに$60ドルもかかった、と嘆いていました。へき地なだけに、物価も高いのです。

あるときは、お酒を飲みすぎていて、そして、誰かに徹底的に暴力を受けて死ぬ寸前の人をヘリで搬送したことがあるといっていました。そして、そういうどうしていいのかもう、解決策がわからないようなケースが本当に山ほどあるそうです。

私も、いつか、北の原住民の住むところに働きに行ってみたいなあ、と思うのですが、家族を置いていかなければならず、なかなか踏み切れずにいます。

それにしても、看護師ってとても幅広く働ける仕事ですね。




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カナダ人のナースが働きたいと思う国はどこでしょうか。

私は日本人のナースで、カナダでナースになりましたが、
カナダ人のナースも、外国で働きたい!と思っている人たちがたくさんいます。

そして、英語が話せる分、わりと、楽に外国で働けます。

例えば、アメリカ。免許の取り直しとして試験はありますが、割と簡単にいかれます。
同僚も何人かアメリカに行ってナースをしているし、またアメリカで数十年働いてカナダに帰ってきた人もいます。

あとは、オーストラリア。これは、とても人気です。
日本人にとって、オーストラリアってとっても行きやすい外国の一つですが、カナダ人にとっては、とっても遠い未知の世界、だけど、英語が通じる。そして、白人社会。オーストラリアに行く人も多いです。エージェンシーがあって、そこに頼むとビザやら資格やらの手配をしてくれます。同僚がオーストラリアにいって、そして、また帰ってきました。

それから、イギリス。
ヨーロッパに拠点ができるのは魅力的。そして、ブリティッシュイングリッシュも魅力的。
これも、オーストラリアと同じ、エージェンシーを通すとわりと、たいていのことをしてもらえて、楽にいかれます。
ただ、英語のテストをパスしないといけないみたいです(そのプロセスを行っている同僚談。英語が母国語でもテストを受けるそうです)。

そして、ケベックはフランス語圏。
フランス語が話せれば、本当に簡単にスイスで働けます。
これは、毎月送られてくるOIIQというケベックの看護協会のようなものの雑誌にも募集が出ているくらいメジャーです。

こうやって見てみると、カナダのナースたち、割と簡単に海外に出ていく扉がひらかれてますよね。いいなあ、と思います。そして、出ていく若者が多いことも、喜ばしいなあ、と。

ただ、たまに、出て行って数十年して帰ってきて、そして、他国にかぶれてしまい、「アメリカではこうなのよね」が口癖になってしまう中年の頭がこりかたまってしまったナースになって帰ってくる場合もあるので、要注意が必要です。

かくいう私も、もし、今日本にかえってナースに復帰したら、「カナダではねxxxxx」と、なってしまいそうで、怖いです。
いつまでも、柔軟な心を持ち続けるって、本当に努力が要りますね。





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手放せない神器は計算機

小児のナースで手放せないものは、ペンと、計算機。

これを知ったのは、最近、大人のほうから移動してくるナースが多く、その人たちが声をそろえて、

「大人は計算なんてしない~~~!!!」

というからです。

小児は、朝から晩まで、薬を投与するたびに、計算です。

普段は、LEXICOMPというサイトか、または、分厚い薬学の本をみて計算するのですが、
覚えておくと、時間短縮、のものは、頭に入っています。

例えば、輸液の計算。

体重をみて、最初の10kgx4
        次の10kgx2
        で、残りの体重x1  が、メインテナンス、と呼ばれる、基本的に必要な一時間の量になります。
例えば体重45kgだと、
        最初の10kgx4=40  
        次の10kgx2=20 
        残りは25x1=25
で、一時間に必要な量は40+20+25=75ml/h
です。

覚えておくと便利なのは、

アセタミノフェン 10-15mg/kg/dose
モルヒネ      0.05mg-0.2mg/kg/dose
ゾフラン  3-5mg/m2/dose
抗ヒスタミン剤のベナドリル アレルギー反応には、1mg/kg/dose

ほかにも、抗生剤そのた、いろんな数字が働いているうちに、頭に入っていきます。

ところで、海外でナースとして働くときに、一番間違えてはいけないのは、数字。
この数字、働き始めたころは、必死でした。

とにかく、英語とフランス語での数字になれる!

はじめは、人生ゲームなのどのボードゲームで、数を声に出して数えながら、英語版とフランス語版で遊んでもらって、覚えました。そして、働き始めてからはもう、頭の中でも絶対に日本語では数えない!ときつく言い渡し、今、一番数えやすいのが英語、という日本に帰ると、「なに勘違いしているの??」という人になってしまいましたが、命にかかわる仕事、数字だけは間違えられません。

日本で、少し気を抜くと、
急に、「今日の最高気温なに?」ときかれて、

「32.5」 と答えるのに、「さんじゅうに、ぽいんと、じゃなかった、てん、ふぁいぶ」というよくわからないことを言ってしまうことがあり、もう、恥ずかしい言ったらないですね。

これも、人命のためです!






 


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Author:oriental nurse
子どものがん看護、緩和ケアをモントリオールで追求しているオリエンタルナース(東洋人ナース)です。

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