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インタールーカン、カイマリック14,18

ほぼ一年ぶりにして、また、カイマリックの治療を開始。
これは、予後の悪いタイプの神経芽細胞腫の治療のひとつ。

今回も、自己造血細胞移植は何事もなく、あっさりと終わり、

そして、1サイクル目のカイマリック14,18(抗体)と、GM-CSFの投与では、かなりてこずった。

capirally leakとよばれる、血管外に液体が流れ出してしまう現象と、あとは、カイマリックが神経芽細胞腫の細胞との違いを認識できずに、普通の抹消神経細胞にも付着してしまうことからおきる疼痛がひどく、10時間で終わらせたい投与を、結局すったもんだで、20時間のぎりぎりの投与時間を使ってしまった。

4日間、APS(Acute Parin service)と、オンコロジーチームですったもんだを繰り返し、
ナースとドクターの間では、方針へのディスアグリーメントで言い争いになり、
患者は、熱と低血圧と、痛みで苦しむ、という最悪の結果になりなんとか、乗り越えた。

それにしても、この薬は、投与をやめるとぴたりと副作用が収まる。

今回も、5ML/hのまま投与を続けていくと副作用はなんとかコントロールできる範囲でいてくれたが、プロトコールどうりに、10、15、と、上げていくともう、副作用はコントロール不可能、になった。

というわけで、5ml/hのまま、20時間かけて投与、というのを4日間繰り返した。


そして、今週は2サイクルめ。

5日間のインタールーカンから始まり、3日休んで今度は、インタールーカンとカイマリックを一緒に投与するコース。これが、一番大変なコースになる。

最初の5日間のインタールーカンは、本当に何事もなく終わった。

担当は私だったので、初日は、以前のほかの患者さんのケースにのっとって(彼はかなり副作用で苦しんだ)、
細かくラブの結果(血液検査の結果)を読み、すべてのレスキューの薬や道具をベッドサイドに用意し、
薬剤師、ドクターと事前に話し合いをして、バックアップを頼み、
患者はモニターだらけにして、1:1の看護で望んだのだが、

あっけなく、何事もなく終わって、薬も抗ヒスタミンは必要なく、アセタミノフェンのみでコントロール可能。

2日目、3日目は、廊下でフットボールの投げ合いなどをできるくらいだった。

投与は96時間続く。

残るはあと24時間。

そして、いよいよ来週は、インタールーカンとカイマリックだ。
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子どものがん看護、緩和ケアをモントリオールで追求しているオリエンタルナース(東洋人ナース)です。

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